今年は本州でも北海道でもヒグマの被害、ニュースが相次いでいる。
いくつかピックアップしてみよう。
飼い犬がヒグマに襲われる被害相次ぐ 北海道 新ひだか町
2020年8月18日 16時22分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200818/k10012571951000.html
静内・三石町の合併によりうまれた新ひだか町。外につないである飼い犬が熊に襲われ連れ去られたというニュース。
旭川 市街地でクマと乗用車が衝突
2020/08/14(金) 23:14 掲載
https://www.htb.co.jp/news/archives_8428.html
北海道第二の都市、旭川より。道路で熊と車が衝突し、車の一部が破損したというニュース。
養豚場子ブタ被害 付近でハンターがクマを駆除 襲った個体か 北海道当麻町
9/1(火) 17:56配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/33918cd0775dd8266271dfad1ecc0355628c7ed0
旭川の北に位置する当麻町より。養豚場の子豚を持ち去った熊がハンターによって駆除されたというニュース。
“6日連続”でクマ目撃&子豚3匹襲われたか&トンネル内も歩く…相次ぐ出没・被害に緊張高まる 北海道
8/31(月) 19:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa75aefe421ff10aa26198bfe67acd7f4813c599
北海道砂川市で連日住宅街に出没するヒグマのニュース、石狩市浜益区でトンネル内を歩いていたヒグマのニュース(その後、死亡を確認)。
北海道砂川市の養鶏場で箱罠に捕獲された若ヒグマ、捕獲3日目にやはり殺処分 電気柵設置を!
2020-08-18 (火)
http://kumamori.org/news/category/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8Anews/55775/
同じく砂川市で和解ヒグマが養鶏場を襲った記事。
尚、砂川市では、同行した警察がいたにも関わらず猟友会の男性が銃を取り上げられた状態が続いていることから、銃による駆除はできない状態になっていることも、砂川市のヒグマ問題を深刻化する一因になっている。
このようなblogも発見。
トップページ – クマ出没情報ブログ

ツキノワグマ・ヒグマの出没目撃情報一覧。都道府県別に紹介ということで、データの蓄積がすごい。可視化の方法によっては有益なデータベースとなりそうだ。
北海道だけではなく本州でも、目を引くニュースが多い。少しだけ引用しよう。
岩手でクマの人的被害相次ぐ 県警が注意呼び掛け
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202008/20200808_33001.html
岩手県では8月までで11件も、噛まれりする人的被害が発生している。
長野でまたクマの襲撃 キャンプ中の女性が頭かまれ負傷
https://www.asahi.com/articles/ASN8B7756N8BUOOB01D.html
長野のキャンプ場そばを散歩していた女性が熊に頭を噛まれてけがをした。近くの小梨平キャンプ場では、その数日前にテントが襲われて女性がけがをしている。
登山道でクマに襲われ男性、顔や手に重傷 自力で下山、助け求める 群馬・蟻川岳
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1f156f0bfe15ea5e4b6fdf689a673251a4936b5
群馬県の蟻川岳を登山中の自衛隊の男性が熊に襲われた。トレーニングを積んでいる現役自衛隊でさえも襲われるとケガをする。自分は大丈夫だというのは過信であると気づかされる。
熊に出会わないように、鈴やホイッスルや大声、ラジオなどで音を出すという基本的な対応に加えて、食料の扱い、夜間早朝に行動する際にはより一層注意が必要だろう。熊撃退スプレーの携帯は必須の装備として考えたい。

私も熊に実際会うまではその存在をどこか漠然と考えていたのだが、突然その時は訪れる。慌てるなと言っても無理だが、備えがあればそれだけ助かる可能性は高くなる。
細心の注意を払って自然に接したい。