地域課題を掛け算して事業化!「南房総2拠点ハンターズハウス」入居者募集中

南房総市の観光復興と、地域課題の代表的なテーマでもある獣害に対応するための民間組織として設立された南房総地域課題事業組合によるサービス。

罠猟の猟師を主なターゲットに、安全な猟場の提供や、罠を中心とした狩猟技術や、獲物の解体技術を学べる場を創出することで、近隣の宿泊施設の閑散期の対応にもつなげるという広い視野を持ったサービス。

参加費は15万と安くはないが数多くの問い合わせが寄せられているという。

主な内容を以下に引用する。

民宿による送迎付き、最大30泊で15万円と聞くと割安だろう。

3カ月間の民宿宿泊費 2020年11月20日(金)~2021年2月28日(日)

狩猟講座受講料

その他プログラム管理として

合計 150,000円(税抜)

※期間中はいつでも利用可能。毎月10泊まで料金に含む(合計30泊まで宿泊可能です)

※民宿は素泊まりですが、別途精算で食事のご提供も都度オーダーいただけます

※民宿による送迎も基本料金に込み(高速バス停や駅→民宿、民宿→狩猟現場)

https://www.cm-boso.com/huntershouse.html

世の中の狩猟ブーム、アウトドアブームという需要と、地域の獣害や宿泊客不足という課題を結び付けた好例となりそうだ。

NHKの番組でも取り上げられるなど注目を浴びている。

エラー|NHK NEWS WEB

ただいまWebサイトでは申し込み受付終了とのことで、気になる方は次の募集のタイミングなど確認してほしい。

今のプログラムが2021年2月末ということで、早くても2021年3月以降になるだろう。

料金は良心的で、安心して狩猟技術を学ぶことができるサービスへの潜在的な需要が証明された形ともいえる。

南房総2拠点ハンターズハウス - 一般社団法人 南房総市観光協会
都市部在住者が3ヶ月間南房総での2拠点生活を送りながら、狩猟者になるためのプログラムを学びます。実際に役立つ狩猟技術を身に着けることはもちろんのこと、地域貢献、地域住民との交流、文化風習の学習も行うことできます。

記事参照元:PR TIMES

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