2022/6/9の報道で、エゾシカの骨や皮が大量に不法投棄されたことが大々的にマスメディアで流れてきた。

最も詳しい北海道森林管理局の情報によると数年にわたって廃棄されてきたという。
目を疑いたくなるようなニュースだ。
森林はゴミ捨て場ではない!!(エゾシカ残滓不法投棄):北海道森林管理局
国有林に100頭超のエゾシカの皮や骨 解体後に投棄か|NHK 北海道のニュース
国有林に100頭以上”エゾシカ”の骨や皮… 解体された形跡も 数年に渡り不法投棄か クマ誘因の恐れ(北海道ニュースUHB) – Yahoo!ニュース
これまでも同様の問題は北海道内で幾度も発生している。
16件報告されており、ページ内にリンクされているPDFには実際の現場の写真も収められており、真摯に狩猟に関わっている人にとっては非常に不愉快な内容であることが素人目にもすぐにわかる。
現地状況写真(PDF : 1,414KB)2月末更新(閲覧注意! エゾシカの死骸が写っています。)
残滓の不法投棄は、猟によって仕留めた獲物の生命に対する冒とくであり、近年深刻化する住宅街へのヒグマの侵入の呼び水としても機能する、まったくもって自分勝手な犯罪行為と言える。
予防策としては人海戦術には限度があり対策は容易ではないが、身勝手な行為を繰り返さないよう監視の目を少しでも多くして被害が拡大することのないような施策を講じたい。